安曇野自然農塾7月・2日目
レポーター 玉虫
自然農、2日目は6時半集合(早いですね!)で田んぼへ向かいます。
まずは皆で雑草取りから。
!要注意の雑草!
・ キシュウスズメノヒエ(根本が赤紫っぽい)
・ 田ゼリ(おなじみのセリです。おいしそう!との声も)
これらの水生植物は水の中で根を張る能力に長けているので、
根こそぎ引き抜いて、田んぼの外に出してしまいます。
他の雑草は自然農の畑同様鎌で刈り、稲の傍らに寝かせておきます。
稲と見分けが最も難しかったのがヒエ!
見分けるポイントはただひとつ。
節目に毛が生えているか否か、です。(稲には産毛のようなうっすらした毛が生えています)
これはなかなか難しい。。。
注意深く、作業を進めます。
雑草もその種類を見極めることが大切。
水場に強い雑草なのか、畑の様な場所を好むのか。
それぞれの特徴を観察しながらそれぞれにあった対処をします。
すっかり雑草が取り除かれ、すっきりした田んぼに米ぬかを補います。
米ぬかと籾殻、田んぼの水をいれたものを練って団子状にし、田んぼに投げ入れます。
投げ入れた時に散らばる固さがベスト。
まんべんなく散らばるよう、色んな方向からしっかりと。
これ、結構楽しかったです♪
田んぼを後にし、ブランチをとった後は昨日収穫した小麦の脱穀。
自分たちの畑の作業をしつつ、二手に別れて脱穀します。
作業をはじめる前に昨日はざ掛けした小麦たちがよーく乾いているか、一粒噛んでみて状態を調べます。
(噛んだ時粉っぽかったらOK)
じゃーん。
脱穀マシーンの登場です。
脱穀した小麦が飛び散らないよう、ブルーシートで覆われています。
脱穀機の使い方は
脱穀機の歯が向こう側に回るよう、足でペダルを踏み、回転数を上げていきます。
回転がノってきたところで小麦の束を少しずつ歯の先に当て、コロコロと籾を飛ばしていきます。
ここでのポイントは少しずつ穂先を当てること。
一気にやってしまうと回転数は落ちてしまうし、小麦の束ごと脱穀機に持っていかれ、怪我をする可能性があるので慎重に、しかし抜かりなく、一粒も取りこぼさぬよう当てるのが大事です。
粒が残っていないと音がコロコロからカラカラに変わります。そこで完了!
この脱穀機、現役のおばあちゃんたちも使いこなしているとのことですが、案外難しい!
足は激しいロックのビートを刻むように素早く上下しなくちゃいけないし、穂を当てるのもコツがいります。
これをひとりでなんてすごい!!
ますます農業の先輩たちに尊敬の念を抱かずにはいられないのでありました。
さて、脱穀が終わった後はフルイで籾とゴミを分けていきます。
実は私、この後の作業は自分の畑に没頭していたため、よくわかりません。
(すみません)
おそらく籾殻と粒に選別する作業が行われていた模様。
脱穀後はそれぞれの畑に戻って作業の続きです。
夏の草はすごい!
草を刈りつつ、収穫したり、誘引したり。
かぼちゃの蔓がすごいことになっていたり、トマトが地を這っていたりと絶望的に思われた我が畑も、なんとか「畑、だよね?」まで復活することができました。
やはり早めの誘引が最も大事なようです。(ぐっさんの畑をみると、綺麗ですよね)
トウモロコシには鳥よけのためにキラキラした糸を茎につけたり、(鳥は羽に何かが当たるのが嫌いみたい)かぼちゃにワラを引いたりしました。
日も落ちてきて、涼しくなりました。
日も落ちてきて、涼しくなりました。
その後はいつもの様に温泉へ。
晩御飯は森の子の場所を借りてカレー&鉄板焼きパーティ。
火をガンガン炊いて、採れ採れの野菜をぐつぐつ、ジュージュー調理します。
竹さんの采配で作った即席カレーはとてもおいしかったのでした。
写真がなくて残念!!
写真がなくて残念!!
(おいしさのポイントは仕上げにバジルを入れたこと、差し入れのお味噌を入れたことだと思います)
皆ものすごい勢いでおかわりしてました!
皆ものすごい勢いでおかわりしてました!
この夜は23時頃まで大いに盛り上がったのでした。
以上、レポーターは玉虫でした。
写真ご提供頂いた皆様、ありがとうございました!