2013/05/18
あずみの自然農塾 2013年5月第1日目のレポート
2013年5月19日
-------------作成中-------------
<各種野菜の説明>
<種蒔きの手順>
野菜の芽を一斉に発芽させ、野菜の根で草をブロックしながら成長させる作戦。
4月蒔きは春雨、7月蒔きは最後の梅雨が当たるような時期に蒔くのが良い。
ニンジンの例
競り科のニンジンは競争しながら芽を出す。
発芽しやすいが、枯れやすい。
種蒔き後、一週間経っても芽が出ない場合は蒔きなおしが必要
※種蒔き方は他の野菜も同じ。
-準備編-
1.種蒔きする場所の草を、根を残して根元から刈る。
※種を播く列幅+左右両側に種蒔き列と同じ幅を刈る。
2.草の種が発芽準備している表土を5mm程、両脇によける。
※よけた土は自然堆肥になる。
3.土が露出した部分を、鋸鎌でスラッシュを描くように根切りをする。
4.クワで根切りをする。
5.土を平らにする。
※全ての種が同じ条件になることで、一斉に発芽できるようになる。
6.足やクワで鎮圧して固める。
※種と土の密着を確保し、種に土中の水分が付着する。
-種蒔き編-
1.種播きの時の種同士の適切な間隔は、
発芽率の高さによって異なり下記が望ましい。
野菜名 間隔 発芽率
ニンジン :0.5cm ↑低
ホウレンソウ :1cm |
カブ、コマツナ :2cm |
ダイコン :3cm ↓高
※種が多すぎると野菜がモヤシになり、少なすぎると草が割り込んでくる。
2.親指と人差し指の間から、スリ出すようにして種を播く。
又は、軽く握った拳(コブシ)の中指と薬指の隙間から揺り落として播く。
※少な目に播くやり方を2往復くらいして、種間隔が均等になるよう調整する。
※種の1/2~1/3をカブと混播して、カブと競争させてもよい。(裏技)
3.種の高さの2倍の量の土をかぶせる。
※かぶせる土は、畝以外の場所から表土でなく、
少し深い場所(10cm程度?)の土を持ってきて使う。
※2回に分けてかぶせると、高さを均等に調節しやすい。
1回目:種が隠れる程度。 2回目:種の高さの2倍になる。
※種を播いた後、鋸鎌の背面で適当に地面を叩いて種の2倍の深さまで押し込んでも可。
4.かぶせた土の上から鎮圧する。
※種と土の密着を確保し、種に土中の水分が付着する。
5.草マルチをかけておく。
※種の列は薄く、両サイドは厚くかける。
※草マルチをすると、蒸れて保水効果を得られる。
-種蒔き後の世話編-
1.土が乾燥している場合は、一週間分の水をやる。
2.雨が降らないときは、夕方の4時半~5時くらいに根元に水をたっぷりやる。
※パラパラ散水するのはダメ。
※1回目に多量にやっても流れてしまうため、1回目で土を蒸らし、
2回目が染み込むやり方をする。
※水滴のレンズ効果で葉が焼けてしまうため、葉に水を掛けないよう注意すること。
3.本葉が出たら、葉が触れ合っているものを間引く。
※密集して育つと根元が乾燥しにくく、草が根を張る隙間もできない。
※間引く固体の大きさを、芽の大、小差をつけると収穫時期をずらせる。
※根を抜くと泥が付いて食べれないが、根元をハサミで切ればそのまま食べれる。
<苗移植の手順>
トマト、サツマイモの例
<夜の講義>
本当に美味しい夏野菜の育て方
自然農の基本スタンス