2013/03/17

あずみの自然農塾3月・2日目

2013.3.17

2日目の朝は晴れ。エコツアーも本日開店

 ぐっさんの  キャベツは、寒くなると葉が低くなって株元の草や霜を防ぐのよ
          高いままだと北風が寒いでしょ。  
         の言葉にいたく感心…そんな風に考えたことも無かった。自然農って素敵!



~本日の作業~

   
  1 くん炭作り
       くん炭はアルカリ性で、土壌の酸性を改善、石灰の様に土を固くすることも無い。
       微生物のすみかにもなり、ネズミ除けにも利用できる優れもの

用意するもの・・・もみ殻、焚き付け用の新聞と枝や薪など、くん炭用煙突、水、スコップ

①窪地を掘り、焚き付け用の新聞紙、枝、材木の切れ端等で火を焚き、風向きを焚口方向にして最大火力で煙突をのせる(薪だと2本くらい必要)



②煙が白から透明になって、煙突口にわらをのせてすぐ真っ黒になり、煙突がチンチンに焼けたら、徐々にもみ殻を入れだす(富士山の形が理想的)


③しばらく放置し、表面に黒い斑点が出てきたら、煙突側のよく焼けているところを開けて混ぜ、焼き過ぎは水をかけてかき混ぜ中心を広げる。の繰り返し


④8割位焼けたら、煙突を外し、混ぜておけば残りも焼ける。全体が炭になったら、たっぷりの水をかけて混ぜ、広げる。水をかけて中心を広げる。混ぜる広げるの繰り返し。


⑤台形に均して鎮圧し、火事予防の為にも次の日以降に袋詰め。


…都会でくん炭作りは難しいかな


2 ポットにえんどう・ソラマメ、セルトレイにレタスの種まき

用意するもの・・・種まき用培養土、種、ポットセルトレイ

①土は種まき用培養土8:畑の土1から2:くん炭0.5から0.8(畑の土は草の種の無い深いところから取る)
②水分量が50~60%(握ると団子になり、揺らすと崩れる感じ)に調整


③ポットに土を入れ、畑と同じ硬さまで指で押す
④そら豆はお歯黒が立つように、えんどうも根が生える方向を下にしてポットに種をおろす。
おたふくそら豆はちょっぴりお尻が見えるように、えんどうは種の2倍の土をかける。

 

⑤セルトレイも同様に、土をあふれるまで乗せ、押さえ、平らにして1つに3から4粒のレタス種を
おろす


⑥水撒き。ジョウロを左右に均等に動かし、平均的に水がかかる様に反対側からもかける。表面に水が浮くようになったら水やり終了。発芽までかけない。
⑦セルトレイを新聞紙で包む、ポットには小さく切った新聞を置く。新聞に播いた日付を書くのを忘れずに。



  3 レタスの直播き

①草を刈り、表面の土を出し根切り。鍬や手で均しながら、平らにして鍬の背で押さえる。


②レタスの苗床は密植した方が良い。種も混ぜ、赤い種類も入れる。
③種の間隔は5㎜くらい。中指と人差し指の間から落とし、同じところに2,3回に分けて播く。
(これがなかなかできない・・・)
④土かぶせは種が見えるかあたりの薄さ。その後鍬で鎮圧。


ちなみにそら豆を畑に直播きする場合は、小さい豆なら株間30㎝、おたふくは45㎝
えんどう豆の種まきはシャベルで深く刺して、豆入れて終わり




*今回のスナップ
ちなみに麦踏





最後に各自の畑の場所を決めて、作付けする作物とコンパニオンプランツの説明。反省会で終了。
さあ、マイ畑に何を植えましょうね・・・ワクワクの始まりです。


byMT