14:00、ヒュッテ玄関前に集合して打ち合わせ。
雨となったので、畑作業の予定を変更し田んぼで田植えをすることになった。雨具を着込んで田んぼに向かう。
「雨なので田植えにします」 |
自然農の田んぼには、田植え時に水を張っていない。4月に種を蒔いた苗代には稲が15㎝ほどに伸びていた。
田植えを待つ苗 |
作業前に竹さんとグッさんから注意点の説明があった。
①田植えは苗の二株を一組にして、苗代から田んぼに移植するイメージで行うこと。
②稲の生育の不揃いを避けるため、あまり小さな苗は植えないこと。また、苗代には稗が混じっていることがあるが稗を植えてはいけない。稲と稗(ひえ)は分結点(生長点)に髭が生えてるか否かで見分ける。髭があるのが稲、ないのが稗。
③水を張った時に抜けないように苗は深く挿すこと。ただし、水没させないこと。
④田んぼには、芹とキシュウ(雑草の一種)がはびこっている。これらは、外から来たものなので外に持ち出すこと。(自然農の原則のひとつ)
「稲(左)を植え、稗(右)は植えない」 |
雨足がやや強くなる。田植えは、田んぼの端から端まで綱を張り、皆が横一列に並んで始まった。30㎝毎の綱の結び目の玉を目安にして植えて行く。一列が植え終わると後退して綱を足幅分(約30㎝)張り直しまた植えてを繰り返す。全員が未経験者のため手際よくというわけにはなかなかいかない。とりわけ取水口付近はキシュウが特に多く、水をかぶっていたので手間どった。
合羽を透して体が濡れてしまう程の雨の中、11列までを植え、17:00頃まだ田んぼの半分位を残したところで本日の作業は打切りとなった。
雨中の悪戦苦闘 |
ほりでーゆ~で冷えた体を温めた後、19:00からドミトリーでシャロムさんが用意してくれた自然食の夕食で空腹を満たした。
今夜は座学がないので、食後に座談の輪ができ、21:00頃に散会、就寝。