2014/05/18

あずみの自然農塾 5月2日目


07:45 シャロム出発 → 田んぼへ
10:30 ランチ
12:00 苗・種受け取り
12:30 畑
15:30 感想会
16:30 解散

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田んぼ

1. 田んぼに水入れ
2. 畦作り

苗、田んぼも水次第
盆栽は、その日に乾く分だけ水を入れる(1人前になるには、3年掛かる)
お茶碗一杯のご飯を作るのに、必要な水 = 風呂一杯分 (1トン) + 炊く時の水

自然農の田んぼでは、冬草(れんげ・麦*)と入れ替えるように田植えをする
(* 寒冷地(安曇野)では、麦の収穫は間に合わない)
夏草が生えているところに植えるわけではない
早生〜奥手品種を植えると、ずっと苅れる
水は共有財産なので、周囲とあわせて品種を変える必要がある
(地域に合わせることが大事)
寒冷地では、水が冷たいので水を入れる時間が少ない程、有利
基本的に、自然農の田んぼでは常に水をはっている必要はない
水が漏れる原因の9割は、畦
水の通路の床と側面の下の方が大事(そこから水が漏れやすい)
水がたまりやすく、もれにくい畦を作ることが重要!

田んぼでの歩き方のこつ: 足の先から抜くように歩くと普通に歩ける

畦作り

1) 草を刈る
2) 掘って水を流してなじませる
3) 中まで、水分を含ませるように泥を練る
4) 45度に削って、畦シート*を貼る
 (弥生時代に、既に木の畦シートが存在! -静岡県 登呂遺跡-)

* 畦シートを貼らない場合
4) 45度に削って、畦を作る(直角だと土がのらない)
1⃣ 畦に水を掛ける
2⃣ 水をきった泥をのせる
3⃣ 適度に乾いたら、泥(水をきらない)をのせる
  畦の肩に、土をあげると適度に乾いて馴染む
 (中が乾いていると剥がれるのでたたく)

今日は、1cm位の粗塗り
急に乾かないように、水を多めにはる
表面をツルツルにすると、翌日塗れないので注意!



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1. 支柱を立てる
2. 誘引(ゆういん)
3. 野菜の植え付け

支柱を立てる理由

1) 実が大きくなる
2) 収量が上がる(特に、茄子・キュウリ)

支柱は、最初から支柱を刺した方が無難

支柱の立て方

下の方を持って、最低でも20cm は地中に刺す
刺す順番に気をつける(左側上下 → 右側上下)
紐の結び方
(1本に結び付けてから、全体を結び付ける → 垂直にも結ぶ)

トマト

支柱と野菜の位置

支柱の南側*に、野菜が植わっているようにする(トマト、茄子)
(*光が欲しい野菜は、光を遮らないようにするため)
支柱の北側に、野菜が植わっているようにする(キュウリ、インゲン)

蕾の向きは一定なので、蕾の向きを収穫する側(通路側)に
向けると収穫しやすい

刺し方種類

直刺し式(台風がない地域)
合掌式
ピラミッド式 (トマト等)

誘引

野菜と支柱を紐で結ぶこと
誘って引っ張る(強く引っ張らないように、結ぶことが重要)
午後にやること(午前中は、水分を多く含んでいるので折れることがある)

支柱の本数

ミニトマト: 2本(元気があると一房に20個実が出来る、ないと10個位)
中玉トマト: 1本又は、2本(2本が適している)
大玉トマト: 1本

胡麻の植え方

穴を開け、根きりをして平にする
30cm 〜 50cm 間隔をあけて、10粒ずつこぼす
少し土を掛けて、草をかぶせる(土を掛けすぎない)

しょうがの植え方

少し大きめに穴を開ける
芽を上に向けて置く
芽の部分に少し土を掛けて、草をかぶせる

落花生の植え方
1ヶ所に、2粒を種2つ分位の深さに蒔く




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感想

畦作りは、難しい。。。
田んぼは、水が漏れたりすると周囲の方にも迷惑が掛かったりするので、
まだまだ自分達だけでは、出来ないなーと実感しました。
でも、何十年か振りの泥遊び?は気持ち良かったです!

畑では、支柱の立て方・結び方等丁寧に説明してもらったので、
とても参考になりました!
野菜によって、支柱の位置も変えるのにもビックリ!
改めて、繊細な作業が必要とされるなあと再認識しました。

今回、解散後も残っていた畑仕事をやったのですが、
昼間と違って、山の稜線もキレイに見えたり、
鳥達が鳴きながら、家路に向かっていたり(多分)して、
凄く夕方っぽくて、なんだか和みました。

シャロムの夕方の畑も、オススメです☆

そして、竹さん、まりさん、自然農塾の皆さん、今回も楽しかったです!
ありがとうございました!!

のり