2014/06/14

あずみの自然農塾 6月1日目

 <まず、シャロムの畑の見学>
 豆類もどんどん伸びてきました。
 人参や大根も元気。
 来月は小麦の刈り取りをします。
 






<今回のポイント>
梅雨時、どう畑に向き合うかが、今シーズン、来シーズンの結果となる。
畑によって、植物が育つ全体量は決まっている。
8~9割作物が勝つと、残りが雑草になるような手入れの仕方が良い。
が、この時期、雑草が勝ってしまうと、残りの少ない割合が作物となる。

8月、夏は暑く、乾いて成育できない。それまでの梅雨の時期に、いかに根を張っておくかが、
結果を左右する。植物が一番育つのは、梅雨明け10日まで。
植物は、徐々に、でなく、ある時期、急に成長する。

一方、毎週、畑に来て雑草を刈りすぎても、敷く草がなくなる。見極めが大切。


<それぞれの畑の世話>
・きゅうり、かぼちゃ・・株元まで草を敷く。順調に根を張ると梅雨の間横にはり、暑くなると下に
              はる。いかにこの時期横に張れたかで、根の総堆積量が決まる。
・なす ・・・・・・・・  株元を裸にした方が温まりやすい。10センチほどあけ、周りに草を敷く。
            葉の先端の真下が、その苗の縄張り。その外が「関ヶ原」つまり雑草との
            戦場なので、そこから15センチ先まで、草があれば刈り、15センチ先に、
            敷いておく。刈り取った草の根があった場所を利用して、野菜が根を伸ばす。
・トマト・・・・・・    下の写真は 「一葉残し」の、脇芽の取り方。写真ではわかりにくいです・・・。  
・ピーマン、ナス・・・花が咲いたら、その下の
  脇芽は取る。

 ・ジャガイモ、サトイモ、ショウガは土寄せ。
 ・ねぎは、土寄せして、米ぬかを補う。